1 サイディング板の反り、目地断裂の原因と順序
- 日射加熱(激しい日射熱を受けると内部構造木材が微動)
- 構造木材微動により外側のサイデイングの釘が浮く、「釘の浮き」
- 釘浮きにより固定が弱まりサイデイングが動くことにより接合部分の目地が断裂「サイディングの 浮き」、「目地の断裂」
- 目地断裂部分から雨水が侵入し板の裏側等が吸水する
- ベランダ等は南側に在るので吸水と共に激しい日射加熱も受け、反る「サイディングの反り」
- 反りが進行すると板は更に動くので以降、悪循環となる。
2 材料によって三年から十数年と非常に塗り替えの周期が変わっています。
基本的には壁の亀裂やひび割れが目安となってきますが、下記の表を参考にしてみてください。
塗料の種類 | 耐久年数の目安 | 特徴 | こんなお宅に |
---|---|---|---|
アクリル系 | 3~5年 | コストが安い | もっともコストパフォーマンスに優れていることもあり、「ちょっと塗っておく」という方には最適。耐久年数が短いので、塗った後もこまめにチェックを。 |
ウレタン系 | 7~9年 | 低汚染型 | セラミック配合のものがあり、つやが出ている間は雨で埃も流してくれる。費用の面も◎。 |
シリコン | 8~11年 | つやが長持ち | ウレタン同様にセラミック配合があり、つやがより一層長持ちする。 |
フッ素系 | 11~13年 | 耐久年数が長い | 一度手を加えたら、しばらく加えないという方にお勧め。マンションの外壁や、外壁面積の大きいお宅にお勧め。 |
※塗り替えは基本天候によって大部分が左右されます。
まずは外に行って亀裂ひび割れの確認を行ってみてください。
3 外壁塗装は定期的な施工が必要になってきます。なぜでしょうか?
答えは簡単です、外壁というのは家の見た目であり、人間で言う外見力になります。
家というのは住人の様子が外に現れるといいます。
その外見である塗装にひび割れや剥がれが出てきては見た目としても良いとは言えません。
家を長持ちさせるために早めの塗り替えをおすすめ致します。
外壁にあった材料で丁寧に!!「安心価格・品質」をご提供致します。
4 なぜ塗装するの?
住まいの塗装には、建物を見た目にキレイにし、見栄えよく好みの雰囲気作りをするなどの視覚効果もあります。 しかし、実はもっと重要な目的があります。それは、防水機能・保護機能の復元です。
現在使われている屋根・外壁材のほとんどが一生もつわけではありません。
家は建てた瞬間から強烈な紫外線や湿気・地震や台風などの振動・雨・大気汚染物質などによって、老朽化し続けます。長期間の耐久レースをしているようなもので、やがて外壁の割れ・瓦のずれ・鉄部の錆・木部の腐食などの傷みがでてきます。
わかりやすい例をあげると、車のワックスみたいなものです。長いこと雨ざらしにしておくとボディーにもサビが出てきます。
サビが出てきてからワックスを塗ってもほとんど意味がありません。
傷みが進んでから塗装したのでは本当の効果がないのです。